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housing

Sea Shore House

遠浅の海、海面のゆらぐ光景の向こうには松林の茂る片男波、はるか向こうに人工島へ続くサンブリッジを見ながら、この地にアプローチします。

心地よい海風や燦燦と降り注ぐ陽の光を、うまく調整しながら採り入れプランニング。「風光明媚」なこの地で快適な住まいを創りました。

技術的には、地震時における砂質土の流動化への対処、空調機の塩害対策も含め、塩害に対する防錆対策、砂の飛散に対する処置、強い海風への対応、 また潮の干満による地下水位の上下に対処した雨水の排水など、考えられるファクターそれぞれについて緻密な検討を繰り返し、 快適な住環境構築のため細かい配慮を行い、この建築は設計されています。

特筆すべきは、木造在来工法で流動化対策を施し外壁通気構法左官壁、照明器具と空調換気機付きで本体が49万/坪で実現できたことです。 このクラスの建築がリーズナブルな価格で実現したことは、建材の価格や工費について精通している設計者だから、なせる技なのです。

また竣工後、建て主から「お願いして本当によかった」と、丁寧なお手紙と厚い信頼をいただけたことに大きな喜びを感じています。