チラシや折込、住宅展示場のモデルハウスを見学して家を買う。
一般的にはあまり知られていない話ですが・・・・・。
展示場のモデルハウスのターゲットはその決定権をもつ主婦である。
その主婦が喜びそうなオプションをできるだけ多くつけ興味を引きつける。
最初敷居を低くして坪40万円〜50万円といわれているものが、建物ができあがる頃
には坪80万円くらいになっていたという話はよく耳にする。
しかし、ここで考えてみてください。
ハウスメーカーは、モデルハウスをつくるのに借地代を払いスタッフを常駐させ、
無料といわれる間取り図をつくって成約にもち込もうと必死です。
しかし全員が自分のところと契約してくれるわけではない。当然のことながら、逃げられ
た人の分は成約できた人で取り返さないと辻褄が合わない。工事に至ってはハウス
メーカーが直接工事をするわけではなく下請けにまわす。その下請けが別の2次3次
の下請けにまわすことも珍しくはないと聞く。
じゃ、坪80万円で購入したその家は、専門家からみて一体どれくらいの価値なの?
もし、同じものを建設会社で競争入札して建てたとしたらいくらでできていたの?
こんな疑問がわいてきませんか?
建築家といえども、全ての建築家が良質な建物が設計できるわけじゃない。
これまでの仕事を見て存分気に入り、しかも技術的に確かな人に頼みたい。
夢や希望を伝え、建築家からプレゼンテーション、200%くらい満足のいく
夢がいっぱいつまった、ワクワクするような計画案をつくる。
これをもとにしっかりとした設計図を作成する。
その設計図を、信頼のできる建設会社数社に見積もりを依頼する。
提出された見積書は悠に100ページは超える。
良心的な建築事務所なら見積書の1行1句までチェックする。
その上で、建築主に代って建設会社と交渉をする。
そしてリーズナブルな価格で契約を迎え、いよいよ工事着工となる。
建築の好きな良心的な建築家なら、技術力のある工事担当者と仕事をして
建物を大切に創りこみたいと思う ・ ・ ・ 。
まるで自分の分身をつくるかのように。
細部にもこだわり丁寧につくられた建物は,明らかに出来栄えが違う。
完成した建築は自分の分身であり、必然的に自主的にメンテナンスを行います。
このような気持ちでいつも「建築」を創っています。
ハウスメーカーや建築会社などいろいろな発注先がある中で、
満足の行く家づくりをしようと思えば、
良心的な建築設計事務所に依頼されることが最善であるように思います。
ちなみに、私たちの事務所ではこれまでリフォームや併用住宅など多くの
家づくりに関ってきました。
高いデザイン力と技術力で、御要望を十分に反映した満足のいく建築の実現を、
お約束します。.
こと「 建築 」では、後悔はさせません。